よくある質問

Question

Q.1 Σ-iの先端翼の材質は何ですか?

A. AJIS G 5102 SCW410相当品です。

Q.2 一つの先端翼に対して一種類の鋼管サイズになりますか?

A. テーパー型先端翼開発により鋼管のラインナップが増え、より経済的な設計が可能となりました。

Q.3 Σ-iの構造的な特徴は何ですか?

A. 先端に螺旋状の翼を設けた鋼管を回転貫入する工法です。先端翼と掘削刃を一体製造することにより高品質の商品を提供しています。また、小型施工機でも確実な施工が行えるよう、先端翼および掘削刃の形状を追求し、施工性の向上を図っています。

Q.4 翼部に刻印されている番号は何のためについているのですか。

A. Σ-iの製品が規格値を満足されていることを証明するために検査証明書を発行しています。検査証明書と製品の番号を確認するために刻印がされており、製造から出荷までトレーサビリティを確保出来る体制です。

Q.5 Σ-i先端翼と鋼管の溶接は問題ないのでしょうか。

A. Σ-i先端翼の材質は JIS G 5102 SCW410相当品となり、鋼管は主に一般構造用炭素鋼鋼管(JIS G 3444)のSTK400・490を使用します。いずれの化学成分の規格値に大きな差がないため溶接が可能です。

Q.6 Σ-iの先端部が施工中に割れることは無いのでしょうか。

A. Σ-iの先端翼が施工中に礫にあたり変形する場合はあります。但し、SS400・490材と同じようにSCW410も一定以上伸びる(伸び率21%以上)ように製造されていますので、割れにくい材質になっています。

Q.7 施工で使用する機材はどのようなものがありますか?

A. 施工機械と補強材(鋼管と先端翼)で工事を行います。溶接がある場合は、資機材等を運搬する車両も必要になります。

Q.8 施工機械にはどのようなものがありますか?

A. 現場条件や地盤条件に応じて、施工機械を選定しておりクローラ式や建柱車等の施工機械があります。

Q.9 道路幅が狭いのですが、施工はできますか?

A. 道路幅が1.8m程度あれば、関係機材を運ぶことは可能です。搬入経路や周辺環境によって搬入が難しいことがありますので、事前にご相談願います。

Q.10 支持地盤への到達、根入れ等はどのように管理するのですか?

A. 貫入深度、回転トルク、圧入力を計測器に記録し数値管理しています。

Q.11 鋼管の錆びによる影響はありますか?

A. 土壌の塩分濃度や酸性の状態によって異なりますが、標準的な条件による実測結果では、50年で1mm程度腐食するとされています。Σ-i工法支持力検討書は、腐食1mmを考慮して支持力を算定しているため、特に問題はないと考えています。

Q.12 施工期間(日数)はどれくらいですか。

A. 施工本数や現場条件によりますが、一般的な戸建住宅の場合はほぼ1〜2日で終了します。

Q.13 施工中の騒音・振動は、ありますか。

A. 施工機械は、小型クレーン型施工機や建柱車を使用することが多く、エンジン音などの作動音はありますが、施工自体は補強材(鋼管と先端翼)を回転させながら支持層まで打ち込みますので地盤補強工法としては低騒音・低振動だと言われています。

Q.14 何mまで、施工可能ですか。

A. 地面から軸鋼管径の130倍まで可能です。

Q.15 建設中の発生土は、ありますか。

A. 工場で加工された補強材(鋼管と先端翼)を地中にねじ込むだけなので、土が排出されることは、ほぼありません。水やセメントなども使用せず、現場内もきれいです。

pagetop